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【日本薬学会第142年会】シンポジウムの概要 新視点・新技術から脳疾患治療薬開発の新たな時代を切り拓く‐若手研究者の挑戦

2022年03月23日 (水)

オーガナイザー
 降幡知巳(東薬大薬)
 伊藤慎悟(熊本大院薬)

 血液脳関門(blood-brain barrier:BBB)は薬物の脳内移行を制限する脳特有の血管構造である。一方、最近BBB以外にも脳へとつながる新たな経路が見出され、病態との関連が指摘されている。従って、BBBを知り・越え・回避する研究は脳疾患を克服する新たな治療戦略開発のカギを握り、製薬業界からの注目度も高い。

 そこで本シンポジウムでは、次世代の血液脳関門研究を担う若手研究者が集い、その最先端研究を紹介する。熊本大の伊藤氏はプロテオミクスによるBBB機能の紐解きを、東薬大の森尾氏は階層スフェロイドによるヒトBBBの生体模倣システムの開発とその創薬応用を、JCRファーマの深津氏はBBB透過性抗体による希少疾患治療を、熊本大の本山氏はシクロデキストリンを基盤とした薬物脳送達技術を紹介する。一方、富山大の泉尾氏はBBBを介さない新たな脳への物質到達経路を紹介する。

 本シンポジウムでは、前記研究を薬学界で広く共有して連携点を探り、未来の脳疾患治療薬開発を眺望したい。

 (降幡知巳



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