横浜市立大学は、横浜市民を対象とした新型コロナウイルスに対する抗体価等の保有率に関する調査結果を公表し、米モデルナ製ワクチンの方が米ファイザー製品よりも2回目接種後の副反応が多いとした。一方、抗体価もモデルナ製品の方が高かったほか、1、2回目よりも3回目接種後に副反応の重さを感じた人が約46%で最多を占めた。
今後のコロナ対策に活用するため、1月30日~2月28日の期間で横浜市に在住する20~74歳の男女1277人を対象に、コロナに対する抗体価、オミクロン株など変異株に対する中和抗体の保有率を調査した。具体的には、測定装置を用いてコロナに感染することで上昇する「NP-総Ig抗体」、感染やワクチン接種で上昇する「SP-IgG抗体」(SP抗体)を測定した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。