各研修の申し込み方法
ホームページの「研修申込の流れ」をご確認いただき、「公開講座のご案内」よりお申し込みください。
(URL)https://www.hapycom.or.jp/course/course.html
薬剤師集合研修 診療ガイドライン、どうやって使う?目の前の患者にガイドラインは当てはまるか?~息切れと脳卒中を中心に!~
日時
2023年2月3日(金)19:30~21:00
開催場所
※オンライン配信(集合研修としての単位発給あり)。
講師
国際医療福祉大学大学院医学系臨床検査医学教授・成田病院臨床検査科部長
下澤 達雄 先生
研修目的
心血管病関連の最新のガイドラインを学び、服薬指導、生活習慣指導に役立てることを目的とする。
研修到達目標
心不全、動脈硬化性疾患の診断、治療法、治療効果判定について理解し、説明できるようになる。
内容
1. 慢性心不全の病態と診断方法
2. 慢性心不全の治療方法
3. 急性心不全の治療方法と退院後の経過観察方法
4. 動脈硬化性疾患のリスクファクター
5. 動脈硬化の評価
6. 家族性高脂血症についての理解
7. 高脂血症の治療法
受講料
1,100円
取得単位
1単位
定員
200名
薬剤師実習研修 治らない褥瘡を治す~薬剤師が変える褥瘡治療~ 褥瘡が早く治る薬剤滞留と外用薬の使い方
【共催】東京理科大学医療薬学教育研究支援センター
日時
2023年2月26日(日)12:30~17:00
開催場所
東京理科大学 神楽坂キャンパス 1号館
講師
医療法人愛生館 小林記念病院 褥瘡ケアセンター センター長
国立長寿医療研究センター 研究員
古田 勝経 先生
研修目的
瘡治療は多職種連携が必要な領域でもあり、薬剤の特性を生かした褥瘡薬物療法を行う上で薬剤師が果たす役割は非常に大きい。平成26年には「薬剤に関する実技指導の取り扱い」の通知により、薬剤師は外用薬の実技指導が認められより実践的な介入が求められている。
本研修は、薬剤師が褥瘡に関する臨床的な基礎知識の習得や薬剤の使い方などを学び、実践できることを目的とする。
研修到達目標
[1]褥瘡の病態に応じた外用療法、褥瘡の創状態をチェックし、外用薬の種類の選択、塗布量の変更などの処方を提案できる
[2]褥瘡の外用療法における薬剤師の役割を概説できる
[3]褥瘡治療において、他職種・患者などに実技指導し、適切な薬物治療を実践することができる。
内容
◆新しい褥瘡の病態評価(座学)
◆褥瘡の病態と外用薬を用いた薬物療法(座学)
◆薬剤、各基材、被覆材の特性とブレンド軟膏(座学・実技)
◆浅い褥瘡、深い褥瘡の処置(実技)
◆創保護、創の固定(実技)など
受講料
5,500円
取得単位
2単位
定員
75名
薬剤師集合研修 薬剤師に知ってほしい『非がん性慢性疼痛患者への医療用麻薬の使い方のコツと留意点』
日時
2023年2月11日(土)9:30~12:40(途中休憩あり)
開催場所
※オンライン配信(集合研修としての単位発給あり)。
講師
東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部 部長/同大学医学部 准教授 住谷 昌彦 先生
研修目的
長引く痛みに苛まされている患者は多く、痛みが生活の質の低下や就労困難、周囲への負担などの要因になることから、本人、家族、社会ともに大きな損失になっている。患者および家族の心情を理解するとともに、薬剤師が担う薬学ケアの重要性を認識し、適切な薬物療法を提供する。
研修到達目標
・非がん性慢性疼痛患者の特徴を理解し、医療用麻薬を使用した疼痛緩和ケアについて説明できる。
・疼痛緩和に対する薬物治療で注意すべき点を列挙できる。
・地域における多職種連携による緩和ケアの重要性を概説できる。
内容
1.非がん性慢性疼痛患者とがん性慢性疼痛患者との違い
・慢性疼痛患者の考え方・特徴と対応
2.医療用麻薬の使い方 コツと留意点
・オピオイド導入時の薬剤選択
・服薬指導時の聞き取り(効果)、副作用対策、医師への情報共有
3.慢性疼痛患者に対する多職種・地域連携を介したアプローチ
・薬局における医療用麻薬の在庫状況等
・鎮痛薬ポリファーマシー対策(OTC薬を含む)
4.質疑応答
受講料
2,200円
取得単位
2単位
定員
150名
薬剤師集合研修 個別最適化した薬学的管理を実践するための薬歴&処方提案研修~プロブレムを発見、解消するための治療アセスメント:アレルギー性鼻炎~
日時
2023年2月19日(日)12:00~17:00(途中休憩あり)
開催場所
※オンライン配信(集合研修としての単位発給あり)
講師
北海道科学大学 薬学部 薬学科 臨床薬学部門 臨床薬剤学分野 教授 山下 美妃 先生
研修目的
薬剤師業務は大きなパラダイムシフトが求められており、薬局薬剤師は医薬品の供給、情報提供のみならず、患者毎に個別最適化した薬学的管理を実践することで、かかりつけ機能を強化することが求められている。このような個別最適化した薬学的管理を実践するために、薬歴を積極的に活用することで、患者の病態・治療効果・副作用の評価(アセスメント)を行い、患者に存在する問題点の抽出とその対応ができるようになることを目的とする。
研修到達目標
POSに基づき、薬剤師業務における患者のプロブレム抽出と解消の重要性を理解する。
エビデンスに基づく治療アセスメントとプロブレム発見の関連性を理解し、治療アセスメントを実践できる。
プロブレム解消の方法を理解し、発見されたプロブレムを解消するための処方提案ができる。
プロブレム解決の方法を理解する。
内容
※グループワークがあります。
1. 薬剤師を取り巻く現状
2. 個別最適化した薬学的管理とPOS、薬歴の関係性
3. プロブレムのタイプ【ツチノコ式3つのプロブレムパターン】
4. 治療アセスメントの実践トレーニング(1)
5. 治療アセスメントの実践トレーニング(2)
6. プロブレムを解消するための処方提案
診療ガイドラインより、Do処方も多いアレルギー性鼻炎の治療の有効性をアセスメンし、提案処方を考えます。
問題点の抽出と解消のための継続的なアプローチについて学びます。
※途中2回(計30分)の休憩があります
受講料
3,300円
取得単位
3単位
定員
40名
薬剤師集合研修 ポリファーマシーを上手に解消する~高齢者の薬物療法の適正化~
日時
2023年2月23日(木)9:30~12:40(途中休憩あり)
開催場所
※オンライン配信(集合研修としての単位発給あり)。
講師
医療法人社団 高栄会 みさと中央クリニック 理事長 高橋 公一 先生
研修目的
近年、高齢者の増加に伴い、高齢者に対する薬物療法の需要はますます高まっている。加齢による生理的な変化や複数の併存疾患を治療するための医薬品の多剤併用によって、安全性の問題が生じやすい状況があることから、服薬の適正化が求められている。ポリファーマシーの課題解決のためには、医療従事者と介護関係者間での多職種連携も求められており、薬局におけるポリファーマシー対策の充実に繋げる。
研修到達目標
・高齢者の疾患・病態上の特徴を概説できる。
・ポリファーマシーの概要を説明できる。
・薬物療法の適正化のため、処方の見直しのプロセスを概説できる。
・ポリファーマシーの背景・過程を理解し、処方の提案をすることができる。
・ポリファーマシー対策における多職種連携の重要性を理解できる。
内容
【講義(前半)】
・ポリファーマシーの定義
・ポリファーマシーの問題点・リスクと対策
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015について
調剤報酬上の評価:服用薬剤調整支援料について
・臨床現場での実際の取り組みと、取り組みのメリット
【講義(後半)】
・症例検討(2症例)
ポリファーマシー解消のための考え方
薬剤師に気づいてほしいポイント
処方の再設計・処方提案における視点
・多職種連携、職種間のコミュニケーションの重要性
受講料
2,200円
取得単位
2単位
定員
200名