富士キメラ総研が行った「ウェアラブル・ヘルスケアビジネス総調査2023」によると、スマートデバイスやIT、IoTを活用して健康増進を図るヘルステック市場は、2022年見込みで1699億円だった。その約7割を占め1000億円を超えるのが睡眠の改善を図る「スリープテック」だった。女性の健康課題の解決を図る新サービスとして注目されている「フェムテック」は57億円だった。同社は、ヘルステック市場は成長を続け、27年には2743億円と、22年から1000億円以上拡大すると予測した。
調査は昨年10月から今年2月にかけ、同社専門調査員によるヒアリングおよび関連文献、データベース活用による調査・分析によって行われた。ヘルステックについては「ベビーテック」「スキンケアテック」「スポーツテック」「ブレインテック」を含む6領域について調査・分析している。
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