厚生労働省は、昨年12月から今年5月末までに製薬企業から薬価基準からの削除願が提出された16品目を18日の中央社会保険医療協議会総会に示した。いずれの品目も代替品目のある「承継または代替新規に伴う薬価削除」となる。昨年から運用を開始した学会の確認なしで薬価削除手続きを行う初のケースとなる。関係告示を改正し、7月頃には経過措置に移行する予定。経過措置は来年3月末までで、企業から経過措置期間の再延長申請がなければ薬価基準から削除される見込みだ。
薬価削除願が提出されたもののうち、他者への承継は、▽ベバシズマブBS点滴静注100mg「第一三共」(第一三共)▽同400mg「第一三共」(第一三共)――の2品目。
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