日本薬剤師会の森昌平副会長は13日の定例会見で、厚生労働省が検討に着手した一般用医薬品の遠隔販売をめぐる議論に言及。10日に行われた医薬品の販売制度に関する検討会で、日本フランチャイズチェーン協会がコンビニエンスストアが一般薬を販売できるよう提案したのに対し、「無許可店舗は構造設備はもちろんだが、許可を受けていない業者の職員が医薬品を触り、管理をすることになる。医薬品の管理に責任を持つ薬剤師としては考えられない」と述べ、改めて反対する姿勢を示した。
森氏は、同協会が実施した一般消費者向けアンケート調査で、「コンビニで取り扱ってほしいもの」の第1位が医薬品だったことについて、「生活必需品を様々扱っている中で、上位2製品はコンビニが扱っていない商品であるのを見ると、このような結果になるという印象」と述べた。
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