ロート製薬は7日、近視の進行抑制を目指した医療用点眼薬として開発している「ROH-001」の国内第I相臨床試験を開始すると発表した。非臨床試験結果から非臨床フェーズでの有効性と安全性が確認されたことから、人での安全性と薬物動態の確認を行う。
同剤は、眼科領域に特化した慶応義塾大学発のバイオベンチャーの坪田ラボと共同開発しているもの。
両社は、近年、スマートフォンの普及、デジタル機器の接触が増加するなど、様々なライフスタイルの変化などにより若年層の近視は深刻な社会課題となっているとして、2020年10月に近視進行抑制を目指した薬剤開発に向けた共同研究契約を締結し、基礎研究を進めていた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。