日本調剤は、経済産業省の事業として来年1月まで実施中の「医療・行政MaaS」の実証実験で、昨年に引き続き同社松阪薬局(三重県松阪市)がオンライン服薬指導の分野で協力すると発表した。実証実験では、車両内での医療・行政サービスの提供のほか、公的施設の活用や薬剤配送の連携による取り組みの有効性を検証する。同薬局は今月2日から来年1月末までオンライン服薬指導実施薬局の一つとして同事業に協力する。
実証実験では、医療MaaSの省人化・効率化、車両を活用した中山間地での地域拠点形成による公共交通の負担軽減や地域の賑わいに対する効果を検証するほか、実装を見据え、様々な用途や需要に適した車両を選択する。
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