京都府薬剤師会は、医師が処方した治療用アプリの活用等に薬局薬剤師が介入することの有用性を検証する事業をスタートさせた。厚生労働省の「ICTの進展等を踏まえた薬局機能の高度化推進事業」を京都府が受託し、DTxに臨む患者への薬局支援の有用性検証事業として委託されたもの。京都府薬の河上英治会長は、「医師がアプリを処方した後、インストールや関連するトラブルなどの相談を薬局薬剤師が対応することで、有用性を検証したい」と話す。
同事業では、昨年9月に保険適用されたキュアアップの高血圧治療補助アプリを医師から処方された患者に対して、薬局薬剤師が設定や使用方法などの説明を行うほか、治療中に発生したアプリに対する不安点について対応。薬剤師は医師と連携してアプリによる治療継続を支援する。
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