
塩野義製薬の手代木功代表取締役会長兼社長CEOは3月29日、横浜市で開かれた日本薬学会年会で講演し、「私は薬学を修めた人が製薬企業のトップに進むことが最終的には患者や社会のためになるという信念を持っている」と強調した。手代木氏は東京大学薬学部を卒業して入社し、2008年に社長に就いた。「製薬企業はサイエンスと医療の二つで患者を助ける産業。これらに造詣が深いことがマネジメントに重要」と語った。
手代木氏は「世界的に見ても、製薬企業のトップに理系や薬学出身者が就くことは少ない」と言及。自身は薬学出身者として「自社の創薬にとことんこだわってきた」と話した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。