◆加齢による衰えの一つに「オーラルフレイル」がある。これは、食物を噛んだり飲み込んだりする機能が低下したり、滑舌が悪くなったりするなど、口に関連する機能が低下しつつある状態のこととされている
◆サンスターが行った意識調査の結果によると、オーラルフレイルの認知率は29.0%で、4年前の12.1%から約17%向上したが、実際に予防や対策をしている人は約2割にとどまっている
◆さらに、オーラルフレイルを判定するための五つのチェック項目のうち、2項目以上当てはまりオーラルフレイルと判定される人が14.1%に達した。1項目でも当てはまる予備軍は40.0%で、40代でも3人に1人が予備軍に該当。早期の予防や対策の重要性が確認できる結果と言えよう
◆オーラルフレイルが悪化すると、口だけでなく体力・筋力の低下を引き起こし、全身のフレイルにつながると言われている。口の機能低下は自覚しにくいものとされるが、今後は少しずつオーラルフレイルを気にかけていくようにしたい。
「オーラルフレイル」
2024年11月01日 (金)
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