厚生科学審議会感染症部会危機対応医薬品等(MCM)に関する小委員会の重点感染症作業班は5日、重点感染症リストの見直し案を概ね了承した。パンデミックの恐れがある感染症のグループに、重症急性呼吸器感染症を来す病原体として「新たなコロナウイルス」などを追加した。部会への報告後、従来の「暫定版」から正式なリストとなり、公表される予定。
新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえ、国はMCMの確保・研究開発上の優先順位を設定するために重点感染症を指定した上で、各感染症に対するワクチン・治療薬の研究開発に取り組む企業を支援することとしている。
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