インテージヘルスケアは、2025年2月度のOTC医薬品(一般用医薬品)市場概況を公表した。それによると、2月度の販売金額は966億円となり、OTC医薬品市場は前年比93.8%で4カ月ぶりのマイナスとなった。過去5年の2月の平均を100とした場合の指数は104.9で、過去5年間で2番目。昨年2月はうるう年で1日多く、OTC医薬品も好調だったため、その反動の影響も受けた。25年2月と23年2月を比較した前々年比では105.0%だった。
2月度に不調だった薬効は、鼻炎治療剤(販売金額66.8億円、前年同月比72.1%)、目薬(66.5億円、87.1%)、漢方薬(55.4億円、87.8%)、解熱鎮痛剤(55.5億円、91.2%)、検査薬(7.5億円、62.6%)などとなった。
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