厚生労働省の在宅医療および医療・介護連携に関するワーキンググループは17日、2027年度からの第8次医療計画(後期)に向けた在宅医療と医療・介護連携の体制整備に関する対応の方向性を取りまとめた。重複投薬の解消に向けた在宅療養患者の服薬状況等に関する情報提供、療養環境を移行する患者について薬局薬剤師等と連携するなど、病院薬剤師の役割を明記した内容となった。
取りまとめでは「ICTの活用等を通じた多職種連携・生産性向上の取り組み」を記載し、訪問薬剤管理指導については患者の療養環境の移行時も含め、ICTを活用して病院薬剤師等から在宅療養者の状態や服薬状況に関する情報を収集し、残薬や複数診療科からの医薬品処方による重複投薬やポリファーマシー、薬物相互作用の発見、関係職種への情報提供、これらの解消に向けた処方医への提案につなげ、より適切な治療の実施につなげるべきとした。
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