ダイトの松森浩士社長は23日、都内で開催されたCPHIジャパンで医薬品の安定供給について講演し、後発品など特許満了品の事業に携わってきた経験を踏まえ製造の立場から、精度が不十分な需要・売上予測(フォーキャスト)が出荷調整など供給不安につながっていると強調した。そのため品目ごとの生産、販売、在庫などのデータに基づいて立案し、月次更新しながら「フォーキャストの精度を高めることが安定供給には必要」と指摘。製造受託側は、委託側より立場が弱いため対等にフォーキャストを話し合えるようにすることが必要と訴えた。
出荷調整の背景について松森氏は、他社の突然の供給停止や予想以上の疾患流行など不測の事態以上に「一番は経営者からの圧力」と指摘し、データに基づかない過大な売上目標が掲げられることで、営業・マーケティング、生産計画、在庫に悪影響を及ぼすことを説明した。結果として「製造現場で不必要な製品にリソースが割かれ、必要な製品が作れない」事態に陥るという。
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