日本におけるメドトロニックの3法人の一つであるコヴィディエンジャパンは23日、外科医療における学習・トレーニングを支援するデジタルプラットフォーム「Touch Surgery ecosystem(タッチ・サージェリー・エコシステム)」を発売した。
日本では、医療の高度化や外科医の育成環境の変化に伴い、効率的かつ質の高いトレーニング手法の重要性が高まっている。特に、若手外科医の育成や手術手技の標準化において、デジタル技術を活用した教育の需要が拡大している。
こうした日本における外科教育の課題と需要に応えるために開発されたのが、同システムで、メドトロニックのHugo手術支援ロボットシステムと組み合わせて使用できるほか、他のロボティック支援手術プラットフォームとも互換性を有し、腹腔鏡手術にも対応することで、様々な手術環境におけるトレーニングおよび学習を支援する。
同システムは、モバイルおよびクラウドベースのデジタル技術に加え、AIおよびデータ分析の活用することで、外科医が手術手技を効率的かつ体系的に習得できるプラットフォーム。同等のシステムを利用しない従来運用と比べて、手術映像の取得や症例レビューを簡素化し、セキュアでシームレスな映像キャプチャと、AIにより支援されたインサイトを通じて、症例レビューの構造化を可能している。これにより、外科教育の質の向上と標準化を図ることができる。
主な特長としては、次のようになっている。
▽ビデオ:各病院専用の安全なクラウドベースのライブラリにおいて、手術動画の記録、容易なアクセス、解析を可能にする。
▽パフォーマンス・インサイト:AIを活用した動画解析により、術後レビューを効率化すると共に、パフォーマンス評価へのアクセスを支援する。
▽ライブストリーミング:手術中に遠隔地の外科医や医学生とのリアルタイムなコラボレーションを可能にし、手術室(OR)を双方向型の学習空間へと進化させる。
▽シミュレーション:クラウドを活用することで、時間や場所に制約されない柔軟な学習環境が提供できる。対話型のシミュレーション機能により、手術手技をステップごとに学習することが可能となっている。


















