テルモは26日、イノベーション創出の加速を目的として、ハーバード大学ジョン・A・ポールソン工学・応用科学スクールの「Technology and Entrepreneurship Center at Harvard Tokyo hub」(TECH-Tokyo)に参画したと発表した。
TECH-Tokyoは、Technology and Entrepreneurship Center at Harvardが初の海外拠点として東京に開設するイノベーションセンターで、国内の企業、研究機関、スタートアップコミュニティーにおける横断型イノベーションの創出に向けた多様なプログラムを提供する。
同社は、TECH-Tokyoのメンバーに加わることにで、研究開発活動やスタートアップ投資など、イノベーション創出の取り組みを加速させることを狙っている。
具体的には、TECH-Tokyoを通じてハーバード大グループの研究機関や医療機関にアクセスし、メドテック、バイオテックなどの分野での共同研究の機会を模索したり、テルモが開発する新技術の評価や実証につなげたりすることで、オープンイノベーションを推進していく。
さらに、ハーバード大のスタートアップ支援機関「Harvard Innovation Labs」との連携を通じてヘルスケア領域のスタートアップとの関係構築を図り、イノベーションの共創を目指すと共に、同社のコーポレートベンチャーキャピタル「Terumo Ventures」とのシナジー創出も図っていく。
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