日本臨床腫瘍薬学会は、癌医療を志す薬学生が一定水準の癌薬物療法や関連領域の知識を身につけることのできる「がん治療薬学生エキスパート」の認定制度を創設した。高度化する癌薬物療法に関する正しい知識と普及、質の向上を通じて、卒後早期から癌医療現場で活躍できる薬学生を養成するのが狙い。就職試験でのアピール材料にもなるとしている。
同認定の申請は、▽大学薬学部の薬剤師養成課程に在籍している学生であること▽日本臨床腫瘍薬学会の学生会員であって会費が未納でないこと▽学会認定の癌領域のウェブ講習を受講していること▽認定試験に合格していること――が要件。学会入会後に講習を受講し、認定試験に合格して認定を受ける流れになる。
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