オリンパスは17日、企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを運営する国際的な非営利団体CDPの「サプライヤー・エンゲージメント評価」で、最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー2024」に選定されたと発表した。
サプライヤー・エンゲージメント評価は、企業が気候変動課題に対してどのように効果的にサプライヤーと協働して取り組んでいるかを評価するもので、最高評価を獲得した企業がサプライヤー・エンゲージメント・リーダーとして表彰されている。
同社は、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)の一つとして「社会と協調した脱炭素・循環型社会実現への貢献」を特定し、2030年までに自社事業所からの温室効果ガス排出量(Scope1,2)を実質ゼロにするカーボンニュートラル目標を定め、製造改善活動や省エネ施策、再生可能エネルギーの導入などの取り組みを進めている。
また、原材料調達・物流・製品使用などの段階で発生する温室効果ガスの排出量(Scope3)をカテゴリごとに把握・算定すると共に、グリーン調達の推進や物流効率改善、環境配慮型製品の開発などサプライチェーン全体の温室効果ガス削減の取り組みを進めている。
今回の選定は、これらの継続的な取り組みが評価されたもの。
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