
調剤便利グッズを開発・発売している大同化工は、PTPシートの錠剤やカプセル剤を簡単に取り出すことができる薬取出機「バラし錠ず」シリーズに、電動で薬を取り出す「バラし錠ずトルネAUTO」を新発売した。
同品は、これまで1錠ずつ取り出していたPTPシートの錠剤やカプセルを1シート(2列)ごとに簡単に取り出せる。操作も簡単でPTPシートを本体にセットし、PTPの幅を調整し電源ボタンを押すだけ。100錠を約23秒で取り出すことができる。錠剤の厚さは2.3mm~6mm、カプセルは0号~4号に対応している。
シリーズには、薬を取り出す時間によって、手動で1列ずつ取り出す「バラし錠ず」と2列同時に取り出す「バラし錠ずトルネ」がラインアップされている。100錠を取り出すのにかかる時間の目安は、「バラし錠ず」が約68秒、「トルネ」が約45秒となっている。全機種3列のPTPシートにも対応している。
税別希望小売価格は、バラし錠ずが6万8000円、同トルネが16万円、同トルネAUTOが27万8000円。