一般社団法人日本医療機器工業会(略称:日医工)の任期満了に伴う役員改選が行われ、新たに松本謙一氏が会長に、東竜一郎氏が理事長に選任された。27日、東京・丸の内のパレスホテル東京で開催された日医工の定時社員総会と臨時理事会を経て決まった。

日医工の役員。前列右から4人目が松本会長、左から4人目が東理
松本氏は初代の会長、東氏は5代目の理事長となる。松本氏はこれまで連続18年間理事長を務め、東氏はこれまで理事と副理事長をそれぞれ1期(2年)務めている。日医工の定款上は役員として「会長」は規定されているが、実際会長が選任されるのは松本氏のケースが初めて。「会長、理事長は、この法人の代表理事とする」と定款第16条第3項にあり、両者は同格といえるような立場。役員が決まった後に日医工が発表したプレスリリースによれば、「会長は主に対外活動に専念し、理事長は工業会運営と事業推進に注力」するとのこと。
松本会長は選任後のあいさつで、「ようやく理事長というオモリを外された、というか外れた。もっと言えばクビになった」といつものように冗談交じりで始め、「新理事長を補佐しながら職責を全うしたい。これまで以上にご指導、ご鞭撻をいただきたい」と締めくくった。
東氏も、「決して松本を追いやったわけではありません。まだまだ理事長として残っていただきたかったわけですが、職を分けて協業しながらしっかりとやっていこうということになった」と応じながら、「この先50年に向けて我々は何をしていくべきか。進化、深化、新化という昨年打ち出したテーマに従って中期計画を策定し、一つ一つ進めていく。医療機関の皆様、患者の皆様のお役に立てるよう引き続きそういった信念をもって邁進したい」と今後の方針を述べた。
総会では、23名の理事と2名の監事が原案どおり承認された。このうち青木健雄氏と鎌田毅氏の理事2名が新任(なお、両者とも前任者と同じ会社に所属なので人の交代のような形)。新たな役員体制は下記のとおり(副理事長は順位順、理事と監事は五十音順)。任期は2年。
会長:松本謙一(サクラグローバルホールディング株式会社)
理事長:東竜一郎(サクラ精機株式会社)
副理事長:林正晃(第一医科株式会社)、松原一郎(アトムメディカル株式会社)、矢野守(NPO法人海外医療機器技術協力会)
専務理事:穴田輝彦(一般社団法人日本医療機器工業会)
理事:青木健雄(泉工医科工業株式会社)、浅野薫(シスメックス株式会社)、網田英邦(アイ・エム・アイ株式会社)、伊垣敬二(特任理事)、植竹茂(ケイセイ医科工業株式会社)、小栗誠史(山田医療照明株式会社)、鎌田毅(浜松ホトニクス株式会社)、久保美隆(パラマウントベッド株式会社)、清水英治(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)、田代光正(株式会社アムコ)、根本裕司(ミズホ株式会社)、芳賀聡(一般社団法人日本不整脈デバイス工業会)、平尾泰朗(永島医科器械株式会社)、福田修一(フクダ電子株式会社)、古海敏恵(大陽日酸株式会社)、村中亮太(村中医療器株式会社)、山田純(PHC株式会社)
監事:本田宏志(株式会社ニチオン)、眞弓崇(株式会社ヤヨイ)
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499