
全薬工業は、総合感冒薬「ジキニン」ブランドの新製品として、今月から「ジキニンC錠」(指定第2類医薬品)を新発売した。ビタミンC(アスコルビン酸カルシウム)を一般用かぜ薬製造販売承認基準の最大量500mg、ビタミンB2(リボフラビン)も同じく最大量12mg(いずれも成人1日量9錠中)を配合するなど、かぜの回復を助ける補助成分を充実させた。
「ジキニンC錠」は、かぜ症状を緩和するアセトアミノフェンなどの有効成分に加え、かぜの回復を助けるビタミンC、消耗されやすいビタミンB2を共に最大量配合している。甘いフィルムコーティングの錠剤で、1錠が小さいので女性や高齢者も服用しやすい。持ち運びにも便利な1シート1日分となっている。
同社調査によると、かぜの時に「ビタミンCの栄養素を摂りたいから飲む」という人は、男性20代が53.8%(女性20代は22.0%)、男性30代が43.7%(女性30代は24.9%)と特に多く、男女共に20~40代では5人に1人以上が該当していた。
15歳以上は1回3錠、12歳以上15歳未満は1回2錠を各1日3回服用する。
税込み希望小売価格は27錠1540円、45錠2420円。