【SB TEMPUS】コニカミノルタREALM全株式を取得完了‐社名をGenMine Labsに変更

　SB TEMPUSとコニカミノルタは9月30日、SB TEMPUSがコニカミノルタからプレシジョンメディシン事業国内事業会社であるコニカミノルタREALMの全株式を取得が完了した。これにより、コニカミノルタREALMは社名を「GenMine Labs」（ジェンマインラブズ）に改め、SB TEMPUSの子会社となった。

　今回の株式取得は、今年1月14日付「SB TEMPUSがコニカミノルタとコニカミノルタREALMの株式取得に関する契約を締結」で公表した契約に基づくもの。

　SB TEMPUSは、遺伝？検査やAIを活？した適切な治療法の提案において豊富な実績を持つ？国のTempus AI, Inc.とソフトバンクグループの合弁会社で、医療データとAIの活用による個別化医療の支援を目指している。

　今回のGenMine Labsの子会社化により、GenMine Labsの高度な遺伝子検査技術やがんゲノムプロファイリング検査における豊富な知？とネットワークを生かし、早期にゲノム検査事業を立ち上げることができた。がん個別化医療のさらなる精緻化の加速を目指すGenMine Labsと共に、日本におけるがん診断と個別化医療の発展に貢献していく。

　なお、「GenMineTOPがんゲノムプロファイリングシステム」の検査サービスについては、GenMine Labsの国内遺伝子検査ラボ（東京都日野市）で提供を継続する。遺伝？検査ラボの移転に係る許認可等を取得でき次第、SB TEMPUSが新設する遺伝？検査ラボに移管する予定になっている。