厚生労働省は20日、あすか製薬の緊急避妊薬「ノルレボ」(一般名:レボノルゲストレル)を医薬品医療機器等法に基づき、薬剤師の対面販売が必要な特定要指導医薬品と期間を定めない要指導医薬品としての製造販売を承認した。初の特定要指導医薬品となるが、販売開始時期は未定としている。同成分を含有する他の緊急避妊薬については、引き続き処方箋医薬品の位置づけのままとなる。
特定要指導医薬品・要指導医薬品に指定された同製品は、あすか製薬の医療用医薬品「ノルレボ錠1.5mg」のスイッチOTC医薬品で、第一三共ヘルスケアが販売を行う。厚労省は、レボノルゲストレルを含有する他製品については引き続き処方箋医薬品にとどまることを強調している。
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