中央社会保険医療協議会総会が3日に開かれ、診療側・支払側の委員が医療経済実態調査の結果に対する見解を公表した。森昌平委員(日本薬剤師会副会長)は「薬局の損益状況は対前年比で減少傾向にあり、賃上げや物価高への対応が影響し、厳しい経営状態が続いている」と述べ、診療報酬上の対応を求めた。
一方、支払側代表の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は「調剤は23年度と概ね同水準の黒字を維持し、概ね堅調」との見解を示した。薬局の立地別では、診療所前や医療モール内の損益差額率がそれぞれ6.2%、7.6%と高水準にあったと指摘した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


















