オンコリスバイオファーマは15日、食道癌を適応症とするアデノウイルス由来の腫瘍溶解ウイルス「テロメライシン(開発番号:OBP-301)」(一般名:スラタデノツレブ)の国内承認申請を行った。承認されれば、高齢や心疾患などで10時間に及ぶ手術が困難な食道癌患者や、肝腎機能低下で化学療法が困難な食道癌患者にとって新たな選択肢になると期待される。
「OBP-301」は、画期的な技術であり審査を迅速に進める厚生労働省の先駆的再生医療等製品に指定されている。そのため、同社は6カ月ほどで承認に至ることを見込み、2026年8月の販売開始を計画している。
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