【テルモ】ラジオ波焼灼システム「arfa」、肺がん・小径腎がんなどへ適応拡大

2026年04月07日 (火)
(左から)arfaジェネレータ、アクティブ電極

(左から)arfaジェネレータ、アクティブ電極

 テルモは、日本ライフラインが製造販売を行い、昨年4月から同社が総販売元として取り扱いを開始した、ラジオ波焼灼システム「arfa」の適応が1日、従来の肝がん治療に加え、肺がん、小径腎がん、骨転移などの治療にも拡大され、保険収載された。

 ラジオ波焼灼療法は、エコーやCTで観察しながら針状の電極を腫瘍に挿入して、ラジオ波電流により電極針の周囲に熱を発生させて病変を焼き切るというがんの治療法の一つで、外科的に病変を切除する方法に比べ、患者さんの体に負担が少ない低侵襲な治療法として普及している。

 同製品は、2019年に肝がん治療用として初めて保険適用されたが、今回新たに、▽肺がん▽小径腎がん▽骨転移、骨盤内のがんなど▽従来の腹腔鏡下・開腹術のみならず、新たに胸腔鏡下・開胸術での使用が可能に――の使用目的にも拡大された。

 同製品は、医療現場の声に寄り添って使いやすさを追求した、国産初の肝がん治療用のラジオ波焼灼システム。製品はハンドルのついた電極と専用のジェネレータ(ラジオ波発生器)から構成されており、手になじむ形をしたハンドルは徹底した軽量化により、正確な穿刺と焼灼時における安定性をサポートする。ジェネレータは操作パネルが着脱式となっており、機器の設置場所にとらわれず、治療に適した場所で操作を行うことができる。

 また、電極内部だけではなく、電極の先端部分にも温度センサーを搭載する独自の構造により、焼灼中の組織温度をより正確に把握することが可能となっている。


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