ウィーメックスは8月、健診機関および民間特定保健指導機関向け特定保健指導支援システム「Wemex 保健指導システム」に、新たにAIによる初回面談記録支援機能「面談まとめるくん」の実装を予定している。同機能は、特定保健指導の面談を録音するだけで、AIが内容を要約し、報告書フォーマットに沿ったSOAP形式の指導記録を自動生成するもの。システム入力の自動化により、指導現場の業務効率化と均一的な記録管理が図れる。
主な特長としては、特定保健指導に特化した「SOAP自動生成」と「ニュアンス抽出」が挙げられる。特定保健指導で用いる専門用語や報告書フォーマットを学習したAIが、指導員と対象者の会話をテキスト化し、要約を行う。さらに、「対象者が前向きに取り組めそうか」といった発言のニュアンスまでもAIが汲み取り、修正の手間なくSOAP形式で自動生成する。なお、オンライン・対面、いずれの面談方式にも対応している。
また、記録作業時間の削減による生産性の向上が図ることができる。情報量が多く、指導員の負担となっていた初回面談のメモや入力業務をAIが自動化することで、1件あたりの面談記録のシステム入力時間を約8分短縮できる。
この記録時間の短縮によって創出できた時間は、面談対応件数の増加や、一人ひとりへの指導内容の充実など、対象者への指導時間と質の向上に充てることができる。
さらに、記録の「属人化解消」と「品質の均一化」が図れる。録音内容をもとにAIが客観的にサマリを作成・登録するため、記録形式の違いや記載の抜け漏れが防止される。これにより、担当者のスキルに依存しない均一的な記録管理が可能となり、品質のばらつきや引き継ぎ時の情報不足といった運用上の課題が解消される。
特定保健指導の現場では、▽指導員と対象者間のコミュニケーションや、指導員による指導時間の短縮▽指導員の経験やスキルによる、記録内容のばらつき(記録の属人化)▽指導員の変更や引き継ぎ時に発生する情報不足――といった課題が指摘されている。
同社では、このような背景を踏まえ、現場の課題を解消し、指導現場の業務効率化と品質向上を目指すべく、今回、特定保健指導に特化したAIによる面談内容の記録・入力支援システムを開発したもの。
同サービスのリリースに先立ち、27日午後2時から45分間、オンライン(Zoom)でデモ画面を用いた機能の詳細や価格を紹介するセミナーを開催する。参加費は無料。
参加方法は、下記のURLで申し込むことができる。
(https://www.phchd.com/jp/medicom/park/event/hcs-ai-summary)
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499
















