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【インターフェックスWeek東京2026】チノー

2026年05月19日 (火)

「温度管理」自社で一括構築‐大規模な監視システム実現

 医薬・医療市場向けの専門部署を有するチノーは、「温度」を中心としたループソリューションの提供を通じて、医薬品の品質管理上の課題解決やライフサイエンス分野の発展を支えてきた。今年の同社のブースでは、新型機種の展示と併せて、最新モニタリングシステムの紹介や豊富な温度マッピングの実績から得たノウハウに関するブースセミナーを開く。温度管理に悩む業界関係者に向けて、「『温度のチノー』がお悩みや課題を解決するお手伝いをします」と来場を呼びかける。

 展示する新型機種は、▽DX対応の温度モニタリングシステム(製品名:CISAS5)▽分散・多点計測による大規模なモニタリングシステムが構築可能な新型レコーダ(同:FP)と、これに組み合わせて使用する新型データロガー(同:FE)▽計測データをリアルタイムに確認できる新型無線ロガー(同:MZシリーズ)――の四つ。

 このうちMZシリーズは、受信器と無線ロガーによる920MHz帯の無線通信を使用したリアルタイムのモニタリングシステムだ。

 近年、厳格な温度管理が求められるバイオ医薬品や再生医療等製品の市場拡大に伴い、医薬品の輸配送における温度記録やリアルタイムによる温度監視・通報へのニーズが増している。

 MZシリーズはこれらの市場ニーズに応えるもので、施設や設備の温度管理だけでなく、輸配送時の温度データを途切れずに収集・管理できる。

 具体的には、医薬品と同梱されたデータロガーが計測した温度データをロギングして受信器へ無線で送信。受信器からLANやLTE通信を使ってクラウドにデータをアップし、パソコンやタブレットで遠隔監視する仕組みとなっている。

 無線ロガーの受信器は有線・無線LANとSIM内蔵によるLTE通信に対応しており、オンプレミスのほか、クラウド接続でのモニタリングシステムの構築も可能だ。

 MZシリーズでは今年7月にも、FDAが定めた電子記録・電子署名に関する規則「FDA21CFRPart11」に対応したアプリケーションの発売を予定している。同アプリも併せて導入すれば、医薬品製造・流通市場において品質担保のために求められるデータインテグリティ(データの完全性)を、より強力に実現できるようになる。

 FPは、3月に新発売したパネル形グラフィックレコーダ(税込み41万8000円)。データロガーFEを組み合せることで、最大500点の多点・分散計測が行える。

 CISAS5は、「FDA21CFRPart11」対応の最上位の監視システム用アプリケーションソフト。MZシリーズやFEなど同社製の計測器、工場内の生産設備・機器に取り付けられたPLCとの通信接続も可能な仕様だ。セキュリティ・監査証跡機能を有した電子記録の管理・出力機能に加えて、モニタリング機能も備え、最大5000点に及ぶ大規模な有線・無線混在の監視システムを構築できる。

 チノーは、これら計測機器・センサ・アプリケーションソフトの開発・製造を全て自社で手掛けており、モニタリングシステムを自社製品で統一して構築できる。だからこそ、測定点数の多い案件や厳しいスケジュールにも柔軟に対応でき、コンピュータ化システムバリデーションや、システム保守点検・校正サービスの提供が可能だ。

 同社は「今後も顧客密着エンジニアリングを展開し、お客様のニーズに柔軟に対応した信頼性の高い製品とサービスを提供していきたい」と語る。

チノー【ブース番号27-54】
https://www.chino.co.jp/



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