◆うっとうしい梅雨空が続く。しかし今年の梅雨は、今までとはどこか違うような気がする。シトシト、ジメジメといった憂うつな雨もあるが、あたかも熱帯地域のような局地的なスコールが多いような感じだ。これも地球温暖化の影響かと考えてしまう
◆ただこの雨は、家庭菜園をしている人たちにとっては恵みの雨となる。庭先や農地を借りて、またベランダではプランターで野菜を栽培する。有機栽培で育てようと、昨年の秋口には休日に公園などに出かけ、肥料となる落ち葉を拾い集める。それを畑に埋めておき、翌春に掘り返し畑を耕す。そこにトマトやキュウリ、ナスなどを植える
◆これら野菜が、ひと雨ごとに成長し、花を咲かせ実をつけていく。秋口からの手間が報われたようで、うっとうしい雨でも、なんだかうれしくなってしまう
◆補正予算で未承認薬の開発支援のために700億円以上の資金が投入される。これを肥料にたとえるなら、日本製薬工業協会の「未承認薬等開発支援センター」、厚生労働省の有識者会議の設置などは苗となる。この苗が、慈雨を受けて大きく育つことができるのか。楽しみだ。
恵みの雨
2009年06月26日 (金)
‐AD‐
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿