サノフィは8月27日、多発性骨髄腫治療薬「サークリサ皮下注1400mg」(一般名:イサツキシマブ遺伝子組み換え)を発売した。サークリサはこれまで1回の投与に1時間15分以上かかる点滴静注のみ利用可能だったが、今後は投与時間が約6分と短い皮下注も選択肢に加わる。発売翌日に同社が開いたプレスセミナーで講演した医師らは、患者や医療従事者のニーズに応じて皮下注と点滴静注を使い分けることで、より個別化された最適な治療が実現できると話した。
国内では、多発性骨髄腫に対する抗体医薬品のうち、皮下注製剤があるのはヤンセンファーマの「ダラキューロ」だけだったが、今回「サークリサ」の皮下注が加わった。両剤とも、骨髄腫細胞の表面に多く現れているCD38という分子を標的とする。
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