科研製薬は10月1日付の組織改編で、重点製品の戦略立案・推進を専門で担う「事業戦略部」を新設する。これまで事業戦略は、経営企画部、研究開発本部、営業本部、医薬事業開発部などが参加する会議で検討してきたが、10月以降は事業戦略部が製品戦略の検討や推進の土台を担い、意思決定の迅速化と実行力の強化を図る。合わせて「薬制部門」、「研究開発本部」についても機能の明確化と強化を目指し、改組する。同日付で、関連部署の責任者の人事異動も行う。
新設する事業戦略部は、重点新製品を中心にブランディング、売上予測、事業評価、価値最大化とライフサイクルマネジメントを所掌する。経営企画部は従来通り経営の全体方針の計画・管理を担う。
安全性情報部などを傘下に持つ薬制部門は、グローバル信頼性保証体制の構築に向け、「QA部門」に改組する。現在は研究開発本部にある「信頼性保証部」を「QA部門」に移管し、安全性情報部は「ファーマコビジランス部」に改称する。
研究開発本部は、現行の「研開企画部」を、いずれも新設の「研究開発戦略部」と「プロジェクトマネジメント部」に再編する。
「研究開発戦略部」は、研究開発全体の戦略構築や各開発品のポートフォリオ戦略の策定、導入・共同研究案件の探索と評価を担う。
「プロジェクトマネジメント部」は、個別プロジェクトの研究から開発までの進捗管理を一貫して担い、研究開発のスピードアップと成功確度の向上を支える。
事業戦略部長には、内部昇格で尾崎聡氏が就任する。
QA部門長には現薬制部門長の小川勝執行役員、ファーマコビジランス部長には現安全性情報部長の赤間貴裕氏がそれぞれ就任する。
研究開発戦略部長には、現研開企画部長の加藤保富氏が就任する。プロジェクトマネジメント部長には、内部昇格で栗原美樹子氏が就任する。
























