
ロート製薬は、スキンケアブランド「肌研(ハダラボ)」の「極潤(ゴクジュン)」シリーズをリニューアルし、さらなる売上拡大を図る。「極潤」シリーズの化粧水と乳液にナノ化ヒアルロン酸を新配合。スーパーヒアルロン酸、ヒアルロン酸と合わせ3種のヒアルロン酸を配合することで、肌(角質層)表面と内部の両方を潤いで満たし、吸いつくような「もちもち肌」を目指す。さらに、「極潤ヒアルロンミスト」のつけかえ用も新発売する。いずれも17日から全国の薬局・薬店などで発売する。
リニューアルでは、「極潤ヒアルロン液」「極潤ヒアルロン液ライトタイプ」「極潤ヒアルロン乳液」に、ヒアルロン酸の約100分の1以下(約15~25nm)の大きさで、高い保水力を持つナノ化ヒアルロン酸を新配合した。小さくすることで、角質層の内部までしっかりと浸透し、潤いを与える。従来から配合されているスーパーヒアルロン酸とヒアルロン酸に、ナノ化ヒアルロン酸が加わり、ヒアルロン酸は3種類となった。
一方、2008年7月に発売された「極潤ヒアルロンミスト」は、いつでもどこでも潤いを補給できる手軽さが支持されている。また、使用者の約4割がミストタイプは初めてということで、ミスト市場のパイを増やすことにも貢献している。消費者から「つけかえ用を」との要望も多く、新発売することになった。「つけかえ用」の発売に合わせ、快適な使用感を求め、処方も改良した。