
「テルモ電子血圧計R800」
テルモは今月から、腕を通すだけで正しく装着できる、薄型でコンパクトな上腕式電子血圧計「テルモ電子血圧計R800」を、全国の家電量販店およびドラッグストアで順次発売を開始した。リラックスした姿勢で血圧測定ができるよう、表示画面や表示角度など使いやすさを追求した製品で、測定後は腕帯を折りたたんで小さく収納もできる。
腕帯を巻き付ける製品では、腕帯の端をマジックテープで止めたり、締め具合を調整したりすることが必要で、巻きの強さによって測定値のバラツキも見られた。「テルモ電子血圧計R800」は、新開発の「らくらくスルー腕帯ソフト」を採用しており、柔らかい筒状の腕帯なので、腕に通すだけで正しく装着することができる。
さらに、医療機関で一般的に行われている血管音を聴いて測定する「コロトコフ法」(聴診法)に加え、圧迫用の大カフ(空気袋)と、血管音をマイクに伝える小カフ(空気袋)のダブル構造によって、正確な血圧測定をサポートする。
さらに、正確な血圧測定のため、ゆったりとした姿勢で測定できるよう、6・8型液晶大画面を採用し、表示角度は60度と見やすい傾斜をもたせた。ゆとりの長さの80cmロングチューブで、前かがみにならないよう配慮した。測定中にはモーツァルトのメロディが流れ、測定手順の音声ガイド、終了時の測定値アナウンス機能も搭載している。価格はオープン。