大日本住友製薬は14日から、持続性Ca拮抗薬「アムロジン錠10mg」および「同OD錠10mg」と、外用鎮痛消炎剤「カトレップテープ35mg」および「同70mg」を発売する。
「アムロジン」10mg剤形の発売は、昨年2月に、5mg/日で効果不十分な高血圧症に対して、1日1回10mgまでの増量が可能となったことに対応するため。これまで、アムロジンの剤形は2・5mgおよび5mgの錠/OD錠だけで、10mgを服用するには2錠以上服用する必要があった。10mgの発売で、利便性やアドヒアランスの向上が期待できる。
薬価は、アムロジン錠10mgが1錠96・00円。OD錠10mgが1錠96・00円。
「カトレップテープ」は、「カトレップパップ70mg」の剤形追加品として、使用感と利便性の向上を目的に、テープ剤として開発されたもの。伸縮性と粘着性に優れ、関節など、可動部への貼付にも適している。また、患部に合わせて35mg(7cm×10cm)と70mg(10cm×14cm)の二つのサイズが選べるため、患者の病態に即した治療が可能となる。
薬価は、カトレップテープ35mg1枚17・40円、同70mg1枚28・30円。