
製品・留置イメージ画像
テルモは13日、脳動脈瘤治療に用いる袋状の塞栓デバイスの新製品「Woven EndoBridge 17(ウーブン・エンドブリッジ、W-EB)」を国内で発売したと発表した。同製品は、より細いマイクロカテーテルへの対応や、サイズのラインアップ拡充を通じ、複雑な形状を有する脳動脈瘤に対して新たな治療選択肢を提供し、患者の安全性向上と治療成績の改善に貢献することを目指している。
「W-EB」シリーズは、血管の分岐部に生じるワイドネック型脳動脈瘤に対し、動脈瘤の内部に留置することで瘤への血流を遮断する治療デバイス。
今回発売する「W-EB17」は、より外径が細い先端形状のマイクロカテーテルに対応しており、病変部に到達させるための操作性の改善が期待される。また、従来品「W-EB21」と比べサイズのラインアップを拡充したことで、これまで適応が限定的であった高さが低い動脈瘤といった症例にも対応可能となっている。これにより、W-EB治療の適応拡大に寄与することが期待される。
順天堂大学順天堂医院脳神経外科の石井暁教授は、「W-EB17の導入により、従来のW-EB21では対応が限定的だった軸偏位瘤、底浅瘤、小型瘤に対しても、安全な治療提供が可能になると考える。これにより、W-EB治療の適応は拡大し、今後は分岐部動脈瘤に対する第一選択となっていくものと考えられる。また、W-EB17は従来品と比較して操作性が向上しており、テルモの技術的な工夫によるものと考える。今後さらなるW-EBの治療拡大が進むことが期待される」とコメントしている。
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