
天然の素材にこだわった、独自の機能性食品素材を研究・開発する大和薬品(東京世田谷区)は、整腸作用が注目されている米ケフィラン配合の健康補助食品「ケフィーラプラス」を、クリニック、相談薬局を中心に10日から販売を開始した。
米ケフィランは、世界的に有名な長寿地域であるコーカサス地方で、古くから愛飲されている伝統的発酵乳ケフィアを起原とする、低脂質・高機能の機能性食品素材。ケフィアの有効成分であるケフィランを、米培地で大量培養に成功して生まれたのが米ケフィランで、整腸作用のほか抗動脈硬化、脂質代謝改善、コレステロール低下作用なども期待されている。
米ケフィランの開発は、乳酸菌や腸内細菌叢研究の世界的権威である東京大学名誉教授の光岡知足博士の技術指導の下で行われ、自家製ケフィアと比較して、250倍以上のケフィランを量産する技術を確立したのは、世界で初めてという。
これまで同社では、米ケフィランを主原料とした顆粒タイプの健康補助食品「ケフィーラ」を主に相談薬局ルート、姉妹品の「LK500」を主にクリニックルートで販売してきたが、今回これらの商品を「ケフィーラプラス」として、より積極的な健康サポートが期待できる商品にリニューアルした。
「ケフィーラプラス」は、米ケフィランを1袋当たり500mg配合したほか、米由来乳酸菌とフラクトオリゴ糖も配合するなど、日本の伝統食である“米”と植物にこだわった配合に変更した。
脂質含有量はゼロで、砂糖不使用、着色料や香料、保存料も無添加とし、自然な風味に仕上げた。GMP認定工場による製造で、高品質を実現している。
飲みやすい顆粒で、持ち運びに便利なスティックタイプ。税込み希望小売価格は、30包(1包1・5g)入り4500円。