中外製薬は、持続型赤血球造血刺激因子製剤「ミルセラ注シリンジ」(一般名:エポエチンベータペゴル遺伝子組み換え)を新発売した。
ミルセラは、エポエチンベータに1分子の直鎖メトキシポリエチレングリコール(mPEG)分子を結合させた、長時間持続型ESA製剤。
既存製剤に比べて、維持用量は静脈内投与、皮下投与ともに4週間に1回と、少ない投与頻度で腎性貧血の改善、維持効果を発揮する。
既にミルセラは、世界100カ国以上で発売されている。
薬価は、25μgが6969円、50μgが1万2507円、75μgが1万7608円、100μgが2万2445円、150μgが3万1600円、200μgが4万0281円、250μgが4万8625円。