カネボウ化粧品は、配合成分と多機能を重視する低価格志向のセルフスキンケアユーザーに向けた「潤(うるり)」シリーズから、美白液と薬用化粧水を新発売した(3品目6品種、オープン価格)。また、今年30周年を迎えるロングセラーブランド「SALA(サラ)」からは、髪コロン、ヘア美容液をそれぞれ新発売した(全5品目7品種、税込み価格630~1050円)

同社の調査では、低価格志向層では保湿化粧水に次いで、美白化粧水の使用意向が高く、さらに20代ではニキビ用・敏感肌用への使用意向も高かった。そこで、新たに「潤」の魅力・ポイントを生かした新アイテムを加え、幅広い年代の新規ユーザー取り込みを目指す。
新発売の「うるり美白液」は、潤ってぷるりとした透明感のある肌に導く、薬用の多機能美白化粧水。ビタミンC(有効成分)、ヒアルロン酸、コラーゲンを配合し、1本で化粧水・乳液・美容液の三つの効果が得られる。感触は“さっぱり”と“しっとり”の2タイプで、いずれもトロミのある白濁タイプ。
「うるりスキンコンディショナー」は、潤ってぷるりとした健やかな肌に導く、薬用の多機能化粧水。1本で肌あれ・にきび・乾燥という三つの肌トラブルを防ぐ効果を併せ持ち、ビタミンB群(ナイアシン)、桃の葉エキス、はと麦エキスの3成分を配合している。さっぱり・しっとりの両タイプとも、オイルフリー処方の瑞々しい感触で、香料フリー、無着色。
一方、SARAブランドから発売された「サラ髪コロンA」は、シャンプーしたての香りがほのかに持続しながら、タバコなどの嫌なニオイをカットするスプレータイプの髪コロン。天然エッセンスを使用した華やかで甘い“サラスウィートローズの香り”と、清楚で爽やかな“サラの香り”という2種類の香りがある。
これに合わせて、スタイリングしやすい素直な髪に補修する、洗い流さないヘア美容液(アウトバス用トリートメント)も3種発売した。全品に、髪内部のダメージを補修する植物由来リペアリピッドを配合。高い浸透促進効果により、補修成分が髪の芯まで浸透し、内部ダメージの空洞を埋めて減少させることで、しなやかな髪へと導く。