

塩野義製薬は8日から、ポポンブランドの新製品として、ビタミン含有保健薬「ポポンENE(エネ)」(第3類医薬品)を新発売した。また、一般用漢方製剤の「疎経活血湯エキス顆粒OM」(第2類医薬品)も、同日新発売した。
「ポポンENE」は、炭水化物や脂肪などのエネルギー代謝を促す7種のビタミン( ビタミンB1・B2・B6・B12、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、葉酸)に加え、カルニチンを配合しており、1日1回の服用で、日ごろから健康を意識して軽い運動に取り組んでいる人々の健康維持をサポートする。
パッケージには、配合成分を明示したほか、「代謝」や「燃焼」をイメージしやすい赤やオレンジを基調としたデザインにしているので、売場で目につきやすい。税込み希望小売価格は、40錠1180円、160錠3780円。
同じく新発売の「疎経活血湯エキス顆粒OM」は、シャクヤク、トウキ、ジオウをはじめとする17種類の生薬を配合した漢方製剤で、血行障害による筋肉や関節の痛みなどに効果を表し、足などのしびれを伴う腰痛・関節痛を和らげる。
同社は昨年9月、腰痛がある男女519人にインターネットによる調査を行ったところ、腰痛で悩む人の中で「足のしびれ」を伴うというケースが27%あるなど、数多い「腰痛」訴求商品が販売されている中で、足などのしびれを伴う腰痛などに効能・効果のある医薬品のニーズがあることが分かった。
同品は、しびれを伴う腰痛や関節痛などの症状を感じている人が認識しやすいパッケージとしており、携行にも便利なスティック包装になっている。税込み希望小売価格は、12包1279円、28包2780円。