市場調査大手の富士経済(東京中央区)が、このほどまとめた調査報告書「一般用医薬品データブック2012No.3」によると、一般用医薬品(OTC)の11年市場は6115億円で、前年比0・4%減と小幅な縮小にとどまったとしている。なお、報告書では「今後の巻き返しも期待できる」としているが、12年については、0・8%減の6067億円と見込んでいる。
同報告書は、11年の国内OTC市場を総合分析したもので、昨年12月~今年4月にかけて行った調査をカテゴリー別、薬効別、有効成分別に分析したほか、テーマ別の横断的分析により、総合的・多面的な総括を行っている。また、参入企業のうち医薬品メーカー32社とドラッグストア12社について事例分析を行っているほか、この1年間のヒット商品の要因なども分析した。
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