e‐ラーニングによる薬剤師生涯研修プログラムを提供するNPO法人の医療教育研究所(東京千代田区、遠藤浩良理事長)は、筑波大学発のベンチャー企業で個別健康支援プログラムを開発・提供する、つくばウエルネスリサーチ(つくば市)と提携し、薬剤師を対象とした資格認定制度「ウエルネスファーマシスト(認定運動支援薬剤師)」を創設した。講座は主に運動生理学に基づく身体の仕組み、運動の効果および運動指導方法を中心に構成され、患者や高齢者へのリスク対策も習得できる内容としており、9月頃に認定テストを実施する予定という。
本格的な高齢社会の到来を迎え、地域社会における薬剤師の役割は、処方箋調剤やOTC医薬品、健康食品等の販売だけでなく、生活習慣の改善を提案し、国民の健康を守ることが期待されている。その健康づくり・健康の維持増進には運動が欠かせず、特に増加する中高年のメタボリックシンドロームや、高齢者の骨折・転倒予防には運動が効果的であることが、科学的に証明されている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。