
田辺三菱製薬取締役専務執行役員営業本部長の柳澤憲一氏は8月31日、都内で記者会見し、10日に新発売するDPP‐4阻害薬「テネリア錠」について、「5番手だが、大きなパワープロモーションと製品力でシェアを取っていきたい」と強調。さらに2014年には、SGLT‐2阻害薬「TA‐7284」(カナグリフロジン)の上市を予定していることから、「テネリアとカナグリフロジンの併用により、糖尿病市場でトップを目指したい」と語った。
併用療法を「黄金標準」に
同社は、「テネリア」の発売で糖尿病領域に本格参入する。既に第一三共と戦略提携し、テネリアとカナグリフロジンの共同販売を行う契約を締結。両社のMR4000人体制で攻勢をかける計画だ。
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