
吉田逸郎社長
東和薬品の吉田逸郎社長は、大阪市内で開いた連結決算会見で、大手医薬品卸を介さない直販体制を特徴とする同社のジェネリック医薬品(GE薬)が、国立大学病院で採用される事例が増えてきたと語った。「関連病院への影響力は非常に大きい」と述べ、すそ野が広がることに期待を示した。
文部科学省の2013年度予算に、GE薬を積極的に使用した国立大学病院に必要経費を拠出することが盛り込まれた。これを受けて「国立大学病院はGE薬に関心を持っている」と説明。大手卸を介した取引だけでなく、同社の直販が加わることは「病院側からは交渉できる糸口ができたと評価されている」と話した。
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