都道府県薬剤師会では会員や非会員に向け様々な生涯研修を提供しているが、本紙が先に行った都道府県薬剤師会への調査によって、特に新卒者に対する研修会等を提供しているのは22府県と過半数に満たない状況であった。
新人薬剤師(会員・非会員)向け研修会等を実施しているのは、岩手、宮城、秋田、茨城、栃木、埼玉、神奈川、福井、山梨、長野、岐阜、愛知、京都、広島、山口、香川、福岡、佐賀、熊本、大分、鹿児島、沖縄の22府県薬で、九州地方での実施率が高いようだ。また、研修内容は保険調剤に関連する話題を中心にしたケースと、幅広い領域にわたるケースが見られるほか、SGDなどの手法を取り込み、より“参加型”研修に努めているケースが散見された。各薬剤師会の取り組み概要は次の通り。
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