
松尾社長
明治ホールディングスは、2018~20年度の3カ年中期経営計画を発表し、医薬品セグメントで20年度の売上高を17年度比12.8%増の1900億円とする目標を掲げた。また、26年度までの長期経営計画として「2026ビジョン」も策定し、営業利益率を年平均9%台、海外売上比率を30%以上に引き上げる方針を示した。松尾正彦社長は17日、都内で会見を行い、「(20年までに)2回の薬価改定が予想され、非常に厳しい事業環境だが、新薬とジェネリック医薬品(GE薬)の拡大で成長する」と意気込みを示した。
医薬品セグメントの17年度売上高は、前中計開始年度の14年度比で17.6%増の1684億円となった。目標としていた1800億円には届かなかったが、新薬上市による重点領域の強化・拡充やインドの製造子会社「メドライク」を活用したGE薬事業では当初目標を達成した。
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