◆オンライン服薬指導の実現に向けた動きが加速している。既に特区で薬局登録申請が開始され、政府も今年度中に検討、来年度に措置との方針を決めたことから、解禁は既定路線になっている
◆周辺環境もじわじわと整備されてきた。経産省から昨年、薬局で服薬指導後、自宅に薬を郵送するサービスが可能との見解が示され、今月には対面で服薬指導後、時間外に薬を自動装置から受け取れるとの見解が示された
◆いずれも待ち時間短縮という患者の利便性を高めるのが狙いだ。こうした規制緩和の流れから、オンライン服薬指導を受け、薬が郵送で届くフローの実現でパズルのピースが埋まる感じがする。実際、この仕組みを希望する患者は現役世代を中心に多いはずで、雪崩を打って広がる可能性もある
◆その時こそ保険調剤だけの薬局は終わりを告げる。時代の変化に対応できるよう準備をした薬剤師が生き残れるのは当然だ。もし反対ならば「やはり対面が必要」と国民に思ってもらえる対案を示さなければ理解が得られないだろう。
オンライン服薬指導への動きが加速
2018年06月27日 (水)
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