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分業率は上がったものの

2018年6月25日 (月)

◆日薬が公表した2017年度保険調剤の動向(速報値)によると、処方箋受取率(分業率)が全国平均72.8%で、前年度を上回った
◆ただ、分業率が上がったという結果は毎回、複雑な気持ちにさせる。分業は進んだが、そのメリットを患者や他の医療者に示すことができていないからだ
◆果たして分業は当たり前のことなのか。かつて、分業を進めるため明治、大正、昭和期にかけて医師と熾烈な闘いを繰り広げ、血のにじむような努力をした多くの薬剤師がいた。今、そのことを知っている人はどれだけいるか。ある人から「大学の授業で薬剤師や薬学の歴史に時間を割かないのは日本だけ」と聞いたことがあるが、その誤った判断は十分すぎるほどの結果をもたらしている
◆今回の調査では「医薬分業頭打ち」の傾向が見られた。いよいよ分業が当たり前でない時代の訪れを予感させる。「どうやったら効率的に稼げるか」ではなく、「どうしたら薬局に処方箋を持ってきた患者に最大限の対応ができるか」を考える薬の専門家になってもらいたい。




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