
本庶佑氏
2025年を目指した診療報酬・調剤報酬改定が行われた。調剤報酬は対人業務評価がさらに推し進められ、地域医療に実績のある薬局が一層評価されることとなった。また、薬価制度の抜本改革では、長期収載品の新ルール導入、新薬創出等加算の厳格化等々、極めて厳しい内容となった。次代に向けて、大きな変革期を迎えていることを実感させるものだ。ただ、10月には京都大学特別教授の本庶佑氏がノーベル医学・生理学賞受賞の一報が入り、明るい話題として注目された。平成最後の年末、恒例の薬業界10大ニュースを選んでみた。
- 対人業務評価がさらに鮮明‐調剤報酬改定、地域貢献実績を評価
- 厳しい薬価の抜本改革‐製薬業界に大きな影響
- 本庶佑氏がノーベル賞受賞‐癌免疫療法の道を開く
- 薬機法改正方針まとまる‐来年の通常国会に改正案提出
- 武田薬品、シャイアーを買収‐買収額は過去最大の7兆円
- 4月に臨床研究法が施行‐特定臨床研究の実施体制整備
- MR数減少、歯止めかからず‐4年連続でマイナス
- 大阪大学薬学部、6年制に一本化‐研究型高度薬剤師を養成へ
- 3自治体が遠隔服薬指導事業‐国家戦略特区を活用し
- 登録販売者試験が広域化へ‐近畿6府県は関西広域連合で
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