今年もいろいろなことが起こった。7月の西日本豪雨、9月の北海道胆振東部地震などで大きな被害が出た。日本は自然災害国ということを改めて実感させられる出来事だった。業界では1月に、国が「流通改善ガイドライン」を示し、医療用医薬品の適正な取引を求めた。また、一般薬の販売体制が不十分なことからプロトンポンプ阻害剤のスイッチ化が見送りとなった。そこで、いくつかのトピックを取り上げ、今年を振り返ってみたい。
- 流通改善ガイドラインを提示‐単品単価原則、国が遵守促す
- プロトンポンプ阻害剤(PPI)スイッチ化は見送り‐販売体制体制の現状を不安視
- 大規模自然災害に迅速対応‐西日本豪雨、北海道胆振東部地震など
- 抗癌剤分割使用で安全基準‐安全性の観点から「2回」まで
- 製薬3団体でトップ交代‐薬価制度見直しなどを提案
- 「質問なしで購入」が増加‐17年度覆面調査で明らかに
- トライアル実習を実施‐大学間でばらつき見られる
- 新国立医薬品食品衛生研究所が川崎市で始動‐「評価科学」研究の拠点に
- 後発品薬剤料が1兆円突破‐17年度概算医療費は42.2兆円
- 検体測定室の普及底上げ‐相談できる仲間づくり拡大
- 分業率72.8%も「頭打ち」か‐調剤件数・処方箋枚数の伸び鈍化
- 富山にバイオ医薬開発拠点‐最先端分析機器を25種類導入
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